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あらゆる靴の中で最も履き心地の良いと私は思うバリーラスト。
そのバリーラストのプレイントゥ・ブラックです。

購入に至った経過は、「【革靴】オールデン#9901#1339を個人輸入してみた 」に書いています。

左の甲革が若干色落ちしてきて、履き皺がいい感じでついてきました。
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このゆったりとした特有の皺の入り方がいいんですよね。
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右と左では、若干左の甲革が色落ちしているのが写真でわかると思います。

私のコードヴァンの手入れの仕方は、乳化性のコロニルプレミアムローション(現在廃番。新製品はコロニル1909レザーローション)でしっかりと栄養を与え下地を作ったうえで、カラーレスのコロニル1909シュプリーム クリームデラックス で撥水効果も与えます。手入れ2回に1回程度はカラーレスでなく、コロニル1909シュプリーム クリームデラックス のブラックで補色します。
※コロニルの製品シリーズ改変
・コロニルディアマント → コロニル1909シュプリーム クリームデラックス 
コロニルプレミアムローション → コロニル1909 レザーローション 
購入してから1年程は、意図的に色落ちさせるため、カラーレスのディアマントしか使っていなかったので、色落ちが早まりました。

失敗したなぁと思うのは、定期的にプレミアムローションで皺の部分にしっかりと栄養を補給しておけば良かったこと。昔はディアマントだけでプレミアムローションはあまり使っていませんでした。そのため栄養が足りなかったようで、履き皺の谷底部分がザラッとした感じになってきました。

シェルコードヴァンの皺は一度付いたらシューツリーを入れてもずっとその形状になりますので、当然のことながら皺は半永久的にそのままです。しかもその皺の谷になった部分は折れ曲がった状態がずっと続いていて、すごく負担がかかっています。

そこをあまり気にせずに、もっぱらディアマントで済ませてしまっていたため、栄養不足が生じてしまいました。コードヴァン特有のきめ細かな、寝ている繊維組織が、皺の圧力で元に戻ろうと垂直方向に立ち上がってしまい、ザラッとしてきます。

ディアマントにも栄養成分はありますが、やはりプレミアムローションなどの専用の栄養保革ローションにはかなわないですね。

このあたりの手入れの仕方は、飯野さんの記事に出ていました。昔読んだはずだったんですが、撥水効果もあるディアマントの素晴らしさに専ら頼ってしまい、プレミアムローションをおざなりしていた自分に反省。これからはしっかり栄養を与える方向に切り替えよう。
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このアメリカンな無骨感がたまらなくいい感じ。
ダブルソールで重厚感たっぷりです。
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履き皺がいい感じについてきました。
上述のように、コロニルプレミアムローションなどの専用の栄養保革ローションで丁寧に保ってあげないと、せっかくの滑らかな質感が台無しになってしまいます。
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バリーラストのこのプレイントゥは、驚くほど履き心地がいいです。
立ち仕事メインの方が、このバリーラストのオールデンに変えたところ、足の疲れが全然違うとのこと。
ダブルソール、ヒールのクッション性、足全体を包み込むようなラスト形状が、ふわっふわのバスタオルで足をくるまれているかのような感触をさせてくれます。
その気持ちよさは踵まで包み込むチャッカブーツのほうが断然上ですが、このプレイントゥでも十分味わえます。
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アメリカンな靴には外羽が良く似合いますね。

コードヴァンは手入れさえしっかりしていればかなり長持ちできる素材です。

エイジングを楽しみながら長く履き続けていきたいと思います。