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ノイズキャンセリング機能付きのヘッドホン(イヤホン)を探していまして、最高の性能を持った製品に出会えました。
BOSE QuietComfort20i
です。

私がヘッドホンに求めるのは絶対的に
遮音性
です。

再生周波数がいかに良くとも、人間に聴こえる周波数には限界があります。人間が聞き取れる周波数範囲は、一般的に20Hz~20kHz程度と言われています。ただし、非常に個人差も大きいので、50Hzより低い周波数、あるいは10kHzより高い周波数が聞こえないと言う人も少なく在りません。逆に言えば、50Hzから10kHzまでを正しく再生出来れば、良い音として楽しむ事は可能なんです
CDの周波数は20Hz~20Khzで、十分に人間が一般に聞こえる周波数帯域をカバーしています。

つまりCDの音源で必要かつ十分で、イヤホンではCD録音されているものをその周波数帯で聴くことができれば十分ですね。

さらにイヤホンを付けて音楽を聴く状況を考えてみると、(家の中で静かに聴く以外)ほとんど周囲に雑音が発生している状況だと思います。

超音波が再生できる高価なハイレゾ対応のヘッドホンが最近流行っていますけれど、コストをかける場所が違うのではないかと思います。超音波よりも遮音。十分以上の音(というか超音波)にコストをかけたイヤホンよりも、周りの雑音を遮断する性能にコストをかけたイヤホンのほうが、はるかに実際の聴こえはいいと考えます。家の中でスピーカーから超音波を浴びながら音楽を聴くというの状況では、ハイレゾの高周波数に意味があるかもしれませんが、騒音環境の中ではハイレゾは必要ないのではないかと愚考します。

電車の中、飛行機の中、バスの中、雑踏の中

いくら超音波が再生できるイヤホンであっても、周囲にノイズがあっては音楽など心から楽しめません。人間には聴こえない周波数にこだわるよりも、ノイズキャンセル機能がイヤホンには絶対に大切な機能だと思います。

ということで、騒音がある状況での使用を前提にイヤホンを使用することを考え抜いた、ノイズキャンセリング・イヤホンを購入しました。

BOSEが満を持して発表したノイズキャンセリング機能付きBOSE QuietComfort20iです。

この製品の特長は
・電気的にノイズを打ち消すアクティブ・ノイズキャンセリング
・イヤークッションでノイズを遮断するパッシブ・ノイズキャンセリング

このアクティブ、パッシブ双方の相乗効果により、圧倒的なノイズキャンセリングを生み出します。
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こちらばパッシブ・ノイズキャンセルを行う独自開発されたStayHear+チップ搭載のイヤホン。
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ハウジング内外に騒音を検知するマイクが2つ入ってます。
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耳穴にジャストフィットして、周囲の騒音をシャットアウト、つまりパッシブ・ノイズキャンセルします。
実際に車のエンジンをふかしながら装着してみたところ、ほとんどの音を遮断しました。
パッシブ・ノイズキャンセリングだけで驚くほどの効果です。
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こちらがアクティブ・ノイズキャンセリングを行うコントロール・モジュール。
ハウジング外側に配置されたマイクで外部からの騒音を、内側のマイクで耳に侵入してくる騒音をそれぞれ正確にモニタリング。モニターされた騒音はケーブルの途中にあるコントロールモジュールが受け取り、独自のデジタル回路で演算されます。瞬時に、騒音とは逆位相(逆向き)の音波を再生し、騒音を相殺。ボーズだけの、劇的なノイズキャンセリング性能を発揮します。
このアクティブ・ノイズキャンセルの性能は驚くばかりです。

今まで持っていたAudio Technicaの2008年ごろに発売されたアクティブ・ノイズキャンセリング機能付イヤホンとは全く別次元のノイズ・キャンセルレベルです。

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無指向性マイク付リモコン

このBOSE QuietComfort20iはアップル製品専用です。iPhoneではマイク付イヤホンとして、通話が可能です。
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音量調節と再生停止ボタン
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キャリングケースの中にしまって持ち運べます。

BOSE QuietComfort20iは充電式リチウムイオン電池で16時間連続再生できます。充電は付属のUSBケーブルにて行います。充電がなくなっても普通のイヤホンとして使えるのがいいですね。


■使用感

(1)パッシブ・ノイズキャンセリング

まず耳にジャストフィットするStayHearイヤホンに驚きました。
装着するまでは話半分というか眉唾気味の誇大宣伝だろうと思っていましたのですが、車のエンジンをかけながら装着してみてびっくり!

アイドリングの音がピタッととまるではありませんか。
『まさかそんなことはない』と二度見ならぬ二度聴き、外してもう一度装着してみました。

やっぱり音がピタッと無くなる!

いやぁ、このパッシブ・ノイズキャンセリングをなめていました。

ついでにアクセルを吹かしてエンジン音を上げてみたのですが、イヤホン装着しただけなのにかすかにエンジン音が聞こえるだけです。
これはすごい!


(2)アクティブ・ノイズキャンセリング

車をアイドリングさせてコントローラーのノイズキャンセル機能をオンにして、再度の驚き。

全く音が消えてしまいました

これも二度見ならぬ二度聴きで再度試してみます。

オフにしてオン。

パッシブ・ノイズキャンセリングによってかすかに聞こえてくるエンジン音が、アクティブスイッチをオンにしたら完全に近く打ち消されました。

これまたエンジンを吹かしてみて、どのくらいの騒音までノイズキャンセルできるか実験してみたところ、かなり踏み込んでみてもエンジン音が聞こえてきません!

正直、鳥肌が立ちました。
今まで使用していたAudio Technicaのノイズキャンセリング機能とは天地の差です。値段差が5倍近くあるにせよ、凄まじいまでのノイズキャンセルです。

そのまま静かなベートヴェンのピアノソナタ「月光」を聞いてみましたが、素晴らしい!
車の中でクラシックを聴けることができるなんて、考えられません。

今までは騒音以上の音量を出さなければ「月光」なんざとても聴けたもんじゃありません。BOSE QuietComfort20iのお蔭でピアニッシモの優しい音がこれからは飛行機や電車の中でも楽しむことができます。

音楽好きとしてはこれほど嬉しいことはないですね。

これほどノイズが入ってこないとは、実際に試してみるまで想像もできませんでした。BOSEのノイズキャンセリング・ヘッドホンは世界の航空会社のファーストクラスで使用されているのも頷けます。

これは一生ものの製品と出会えました。壊れるまで使いたいと思います