IMG_9716
革の靴底はとっても通気性がいいですし、履き心地が抜群に良いですね。

ですが、通気性がいいの裏返しとして、水分を吸っちゃいます。
トレードオフの関係性ですね。
雨の日に歩くと、水分をたっぷりと吸って、靴底は部分染みになります。
これはミンクオイルを塗ろうが何を塗ろうが、革の特性なので仕方がありません。逆に、水を浸透させないタイプのケア用品は通気性が犠牲になっちゃってますから、水蒸気を放出せずにカビちゃったり蒸れちゃったりします。通気性が無ければレザーソールの意味がないですね。

私は水分を吸収するのは当たり前と考え、水をプロテクトしないケア方法をとっています。
だからといって雨の日にレザーソールを履かないというのではなく、手入れさえ十分にすれば十分に寿命を保てると考え、雨の日でもガンガンにレザーソールを履いています。

雨の日に歩いて濡れたままのレザーソールは、そのまま手入れせずに履いていると、染みになった部分と乾いた部分の境目がひび割れてきます。そのひび割れが寿命を短くします。

ということで、今回は濡れた状態からの手入れをアップします。
IMG_9718
雨の日に歩くと、このようにソールの中央だけ水を吸っちゃいます。
まずは染みとの境目を作らないようにするために、全体に水を付けます。
IMG_9723
IMG_9725-2
ブラシで汚れを落としながら、ソール全体にまんべんなく水分を行き渡らせます。
染みの境目がなくなるまで水を染み渡らせます。
IMG_9726-2
十分に水を染み込ませ、汚れも綺麗になったら、キッチンペーパーで表面の水分を吸い取ります。
IMG_9727-2
そのまま壁に立てかけて3時間くらい放置。
風通しの良いところが乾くのが早いですね。私は扇風機を回して乾かします。
IMG_9730
雨染みとの境目がなくなり、綺麗に乾きました。
IMG_9733
乾いたらM.モゥブレイのソールモイスチャーライザーを使います。
たくさん試したケア用品の中で、抜群の効果を発揮します。
IMG_9735
ブラシにこれくらいつけて
IMG_9736
乾いたソールに万遍なく行き渡らせます。
IMG_9692
次に、レザースティックに布きれを巻いて、
IMG_9737
押し付け気味に円を描くようにこすり上げます。
ソールモイスチャーライザーには汚れを落とす成分もあり、このように汚れが取れていきます。
革がソールモイスチャーライザーの油分を吸って、引き締まろうとするのに合わせて擦ると、毛羽が中に押し込められていくので、ソールが滑らかな表面に変わっていきます。
ツルツルになったら、そのまま乾燥させます。
IMG_9748
こちらが一晩乾燥させた状態です。
表面が固くツルツルに仕上がるのがソールモイスチャーライザーの特徴です。
固く引き締まったソールは新品時の状態に近いですね。

レザーソールは歩くとどうしても毛羽が立ってきて、それが痛みを早くしているのですが、このように定期的にソールモイスチャーライザーで引き締めて置けば、かなり寿命が長くなります。

今までは雨の日にラバーソールの靴ばかり履いていました。
秋冬シーズンは必然的にラバーソールばかり履いちゃってました。
それではせっかく持っている革靴達があまりにももったいない。

履いた後にこの手入れさえをすれば何の問題もないことば分かったので、これからはレザーソールの革靴でもガシガシ履きこんでいきたいと思います。