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前回の記事で「ミンクオイルとソールトニックがレザーソールには良い」というようなことを書きましたが、違っていたようです。両方とも数日すると乾いてくるし、ソールの毛羽立ちを防げていないからです。

そこで色々調べていると、R&Dさんの【レザーソール(革底)のお手入れ方法】が非常に合理的でソールに有効だと思いました。

ポイントは「クリームを塗り込みつつ徹底的に毛羽を押さえる」ことです。

そこで早速試してみました。

用意したものはこちら、
1.M.モゥブレィ(M.MOWBRAY) ステインリムーバー
2.M.モゥブレィ(M.MOWBRAY) ソールモイスチャライザー
3.アール&ディ(R&D)ペネトレィトブラシ
4.アビィ ホーン(Abbey Horn) レザースティック
5.古着Tシャツ布きれ

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1週間前に手入れしたばかりのレザーソール。
メラミンスポンジで汚れを取ってミンクオイルを塗布しています。
1週間しかたってないのに、すでに白っぽく乾いてきています。

しかもよく見ると、トゥをはじめ全体的に毛羽が目立ちます。
ミンクオイルやレザーソールを塗った時は潤いがあるために毛羽が目立ちませんが、ご覧のように時間が経つと乾いて繊維組織が起き上がってきてしまうのです。

この毛羽立ちがソールの痛みを早くします。
油分が十分であっても毛羽が立っていては、その毛羽から革が削れていきます。

油分を補給したら、そのまま毛羽を押さえることが必要だったのです。

ということで、R&Dさんの【レザーソール(革底)のお手入れ方法】通りに実際に手入れしてみました。
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まずはステインリムーバーで表面の汚れをふき取ります。
メラミンスポンジで取れたはずだと思っていた汚れがしつこく残ってました。
やっぱりステインリムーバーは強力な汚れ取りです。
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次に、ソールモイスチャライザーを塗布します。

ソールはステインリムーバーを塗布直後の為、少し湿っています。
湿ったまま次の作業にすぐ移ります。
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 ペネトレィトブラシにこれくらい出して全体的に塗布します。
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痛みの激しい部分に入念に塗布します。
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すり減りの激しいトゥは入念に塗布しました。
この塗布する作業はミンクオイルであってもソールトニックであっても変わりません。

違うのはここからです!
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次は、レザースティックでクリームを染み込ませるような気持ちで押さえ付けていきます。
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これがレザースティック
この形状が絶妙な力加減で磨くことができます。
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直接ではなく、ポリッシングコットンで包んで磨きます。
私は古着Tシャツを切ったものを使ってます。

この状態で力を込めて磨き込みます。
すると、どんどんと毛羽が押し込められて寝かしつけられていきます。
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トゥや全体にあった毛羽が見事になくなりました。
テカテカにツヤがでるくらいまで磨きこむと、触った感触はまさに新品状態に戻りました。

革底は水が入ると繊維がほぐれます、そしてその状態で圧がかかることで革底が締まるという特長があります」との通り、毛羽立っていた繊維が押し込められ、革が引き締まりました。

今までの手入れの仕方(オイルを塗布するだけ)では靴底の減りを抑えられませんでしたが、この方法を続けることで長持ちしそうです。



最後に。

紹介したアビィ ホーン(Abbey Horn) レザースティックは6,000円もしてあまりにも高価です。
要は丸くてツルツルしていて持ちやすければいいじゃないかと思います。
そこで、 マッサージ ツボ押しかっさ棒なるものが1,000円(税別)で売られています。
形状的にこれで問題ないなぁ、と後から悔やんだのでした。